本記事では、「お金を得ながら集客する方法」をお伝えします。
インターネットで商品販売をする際、まずは見込客のメールアドレスを取得し、有益な情報提供を行った後で商品販売を行います。
この流れは大事ですし、結果を出せる方法ではあるのですが1つだけ弱点があります。
それは、売上発生までのタイムラグがあることです。
人によってはこのタイムラグが1週間だったり、2週間だったりもっと長いと1ヵ月以上あると思います。
もし、あなたが広告集客をしている場合、このタイムラグは少々厄介ですよね。
広告集客をしていなくても、できることなら集客直後から売上が作っていける仕組みを導入したいと考えるのが自然です。
そこで今日は、「お金を得ながら集客する方法」をお伝えします。
この記事を最後まで読むことで
- お金を得ながら集客できる方法を知ることができる
- あなたのバックエンド商品が売れるようになります
- 売上と顧客数を最大化できます
しっかり売り上げを作りながら集客したい場合は、この記事を最後までお読みください。
お金を得ながら集客したいなら集客直後にフロントエンド商品を販売する
お金を得ながら集客するその仕組みは、フロントエンド商品を用意し、集客直後にフロントエンド商品を提案販売することです。
集客直後とは、具体的にいつなのか?
それは、オプトインページでメールアドレスをご登録いただいた直後のサンキューページです。
このサンキューページでフロントエンド商品をご案内するのです。
フロントエンド商品の役割
お客様には、獲得したい未来があります。
しかし、同時にクリアしなければならないたくさんの課題を抱えています。1つや2つではないのです。
しかも、何をどの順番で実施すればよいか、多くのお客様はほとんど理解していません。
そこで私たちがしなければならないことは、お客様が獲得したい未来に向けて、
「あなたはこの順番でこれを実施することで獲得したい未来に辿り着けるんですよ」
と導いてあげること。
そのために私たちは「商品」を用意しているんですよね。
商品=お客様が獲得したい未来を実現するためのもの
ですからね。
さて、バックエンド商品は、必要なものがすべて揃っていますし、もっともスピーディーに獲得したい未来を実現できるものです。そして当然ながら高額です。
ところが、見込客全員が「バックエンド商品」を求めているわけではないのです。
むしろ大半のお客様は
「まずは今、抱えている問題を1つを解決したい」
「最初は小さく始めたい」
「最初の問題を解決できれば、その後は自力でやってみようかな」
このように考えています。
私たちは、このお客様の希望を叶えてあげる必要があります。
そこで、お客様の最初の課題を解決できるフロントエンド商品が必要なのです。
あなたはフロントエンド商品を提供することで、お客様が獲得したい未来に向けた正しい一歩を踏み出せるようにしてあげてください。
結局はそれがミドルエンド商品、バックエンド商品の購入にも繋がるのです。
フロントエンド商品は、コンテンツがベスト
フロントエンド商品は、”コンテンツ”にしましょう。コンテンツを販売するのです。
お客様の疑問・悩みを解消するコンテンツ、お客様が獲得したい理想とする結果を手に入れるための1つ目の階段をクリアできるコンテンツ商品が理想です。
フロントエンド商品を販売する一番の目的は、お客様の抱えている課題の1つを解消していただくことです。 そして次のステージに上がっていただくことです。
もう一つの目的としてはあなたが販売する商品が有益なものであることを、お客様にご理解いただくことです。
ここで価格に見合わない素晴らしい商品をご提供できれば、その後のミドルエンド、バックエンドを購入していただける可能性が高まります。
そしてあなたのコンテンツ商品が有益なものであるということをお客様にご理解いただくことが大切です。
フロントエンド商品の販売価格の目安
金額の目安は、数千円以内が理想です。
私は、よく2,980円(税込)、3,980円(税込)に設定します。
これぐらい価格帯であれば手に取っていただけやすいですし、販売価格がハードルになることはありません。
フロントエンド商品は、安くて手に取りやすいことがとても重要です。
最終目標は、ミドルエンド商品・バックエンド商品までお買い求めいただく事ですので、フロントエンド商品で利益を出そうなどと思わないことです。
まずは、利益が小さくても商品を手に取っていただき、商品の良さを理解していただくことが大事です。
鶴村の集客直後にフロントエンド販売例
例えば私は、ブログを作って収入を獲得するための「ブログ」のオンライン講座を販売しています。これは定価30万円で販売しているものです。
フロントエンド商品では、「失敗しないジャンル選びマスター講座」を3,980円で販売しています。定価39,800円で販売している商品ですが1度きりのご提案で驚異的に安い価格で販売しています。
なぜ、ジャンル選びのフロントエンド商品を販売しているかというと、 ブログを作りたいがどのようなジャンルのブログを作れば良いか分からないお客様がとても多いからです。未経験者・初心者の9割はここでつまづいて次のステップにいけないのです。
それに収入を生み出すブログを作るにあたり、最初に乗り越えなければならないハードルが「収益化しやすいジャンルを選ぶこと」なんですね。
そこでジャンル選びに関する講座を低価格で販売しています。
そしてフロントエンド商品をご購入いただいた方は内容に満足してくれます。だからその後にミドルエンド商品、バックエンド商品をご購入いただく流れにつながっています。
フロントエンドに、過度なサポートを付けてはいけません
フロントエンドに、過度なサポートを付けてはいけません。
提供したコンテンツに疑問があった場合には、掲示板・グループチャット等で質問を受け付け、回答するといった軽微なサポートを提供するのはもちろんOKです。喜ばれますし満足度もあがります。
しかし、1対1でサポートをしたり、提供コンテンツ範囲を超えるサポートをする事は避けて下さい。
仮に2,980円で販売した場合、1対1の個別サポートをつけることは現実的ではありませんよね。
どう考えても2,980円で個別サポートを提供したら価格と提供内容が釣り合いません。
極端にあなたに不利ですし、商品を提供し続けることができなくなるでしょう。
また、2,980円で1対1のサポートをしてくれる安い人と判断されてしまいます。
フロントエンド商品を販売するメリット
フロントエンド商品を販売する5つのメリットをご紹介します。
フロントエンド商品を販売する5つのメリット
- 売上を作りながら集客できる
- 顧客を増やせる
- バックエンドが売れやすくなる
- フロントエンド販売は、集客がうまくいっているかの判断材料にできる
- 良質な顧客を早期特定できる
1.売上を作りながら集客できる
フロントエンド商品を販売するメリットは、集客直後から売上を作れることです。
集客から売上発生までにはタイムラグがありますので、このタイムラグをできるだけ短縮し、早期に売上を作っていくにはフロントエンド商品の販売は有効です。
2.顧客を増やせる
私たちビジネス実践者は、 顧客を増やす事を大事に考えなければいけません。
日頃集客をしていますと
- 自分のウェブサイトに何人訪問したか
- 何人のメールアドレスを獲得できたか
に意識が向いてしまいますよね。
これももちろん大事な指標ですし見ていく必要はある数値ですが、それよりも大事なことは「顧客」を獲得することです。
顧客とは、商品をご購入いただける方です。
ですからフロントエンド商品を販売し、早期に「顧客」を作っていくことは、あなたのビジネスを成長させることに繋がります。
3.バックエンドが売れやすくなる
フロントエンド商品では、価格以上の価値をお客様に提供することが大切です。
例えば、2,980円のフロントエンド商品を販売したとします。
この場合、フロントエンド商品は、最低でも1万円、2万円、3万円、あるいはそれ以上の価値のある商品にしておくことが重要です。
それぐらい価値あるコンテンツ商品を提供することができれば、お客様は価格以上の良いものを購入することができたと感じ、ご満足いただけるからです。
そうすれば、その後あなたのバックエンド商品にも目を向けていただけるようになりますし、購入していただける可能性が高まるわけです。
そういう意味ではフロントエンド商品は利益を出すために販売するのではなくお客様の信用を得るために販売するという考え方がしっくり来ます。
2,980円でお客様に信用していただくことができて、さらにお金まで頂戴できるのであれば、フロントエンド商品を販売しない理由はありませんよね。
4.フロントエンド販売は、集客がうまくいっているかの判断材料にできる
集客における不安の1つに
いま集客できている見込客は、将来的にバックエンド商品を買っていただける可能性のある人なのだろうか?
ということです。
特に広告集客をしている場合は、 毎日お金が出ていく状態で集客をしていますので集客した見込み客が将来的に商品をご購入いただけるかどうかはすごく気になるところです。
ここで集客直後にフロントエンド商品を 販売する流れを作っておけば、このフロントエンド商品の売れ行きによって集客がうまくできているかどうかの判断材料になります。
適度にフロントエンド商品が売れていれば、あなたの商品に関心の高い人を集客できている目安になるからです。
5.良質な顧客を早期特定できる
フロントエンド商品を販売することで、私たち提供側は、誰がお金を払って問題を解決したい人なのかを瞬時に特定することができます。
特定ができればその良質な顧客に対して次の商品をご提案することができますし、提案をすれば高い確率でお買い求めいただけるようになります。
私たちは無限にリソースがあるわけではありません。
限られたリソースを誰に振り向けるのかを考えなければいけません。
少なくとも商品を買わない見込客に時間を割くことは避けたいです。
私たちが、最優先でリソースを割くべきは「顧客」ですよね。お金を支払って商品を買う人です。
フロントエンド商品を販売することで
「顧客」なのか
「見込客」なのか
これがハッキリします。
ハッキリさせて活動するためにもまずは、フロントエンド商品をご提案するのは有効なのです。
フロントエンドを販売すると広告費の負担を減らせる
フロントエンド商品を販売すると早期に売上が立ちます。
フロントエンドを販売する仕組みがあると、広告費の一部を回収しながら集客ができるようになります。
例えば弊社では、広告費の50%をフロントエンド商品売上で賄うように運用しています。
フロントエンド商品販売の仕組みがあることで、思い切って広告費を使うことができるのでアクセルを踏みやすくなっています。
あなたもしっかりフロントエンドを販売しましょう
以上、お金を得ながら集客する方法をお伝えしました。
フロントエンド商品を販売することは、 本当にたくさんのメリットがあるんですね。
昨今のインターネット界隈では、
「フロントエンド商品は要らない」
「いきなり高額なバックエンド商品を販売していくべきだ」
と教える人が増えています。
確かにそれでもビジネスが回るのであれば良いと思うし、 これを否定するつもりはありません。
しかし、一方でお客様の気持ちを考えると、いきなり高額な商品を買うのは勇気がいるはずです。
それに最初からバックエンド商品を販売する方法は、ごく一部の方の問題解決に有効ですが、多くの人の問題を解決することが難しい売り方です。
私は、1人でも多く方の課題解決のお役に立つことを重視しています。
そこでフロントエンド商品をお買い求めいただき、 抱えている課題の1つを解決していただく事は有効だと思っています。
そこからさらに大きな課題も解決したいとお客様が望まれる場合は、ミドルエンド商品・バックエンド商品を手に取っていただけるものです。
私は、フロントエンドを最初に販売する流れを作ることが、1人でも多くの方の問題解決につながると信じています。
かつ、これは多くの人に受け入れていただけやすい販売方法だと信じています。
最後は私の考えていることもお伝えしましたが、フロントエンド商品を販売するメリットをご理解いただけたら嬉しいです。
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