本ページでは、リスト獲得単価を下げるFacebook広告配信設定を公開します。
弊社では、2021年からFacebook広告を利用しています。
これまでは1リスト1,000円以下で低コスト集客ができていましたが、年々単価が上昇していきました。
これは弊社だけの問題ではなく、世の中の流れとして、ネット広告出稿者の増加に伴いまして、広告単価が上昇する傾向にあります。
しかし、今回ご紹介する設定にしたことにより、現在700円台でリスト獲得ができるようになりました。
メタ社のAIの力を引き出すことができた結果と考えています。
本記事は、次の人を対象としています
- これからFacebook広告を始めようとお考えの方
- リスト獲得単価を下げたいFacebook広告運用者さん
ぜひ参考にしていただければと思います。
改善後の状況:700円台
上記レポートは、2023年4月26日〜5月7日までの12日間の結果です。
上記画像の通り、
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広告費:122,866円
集客数:169人
リスト単価:727円
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という結果を得ることができました。
新設定で広告配信をスタートしてから好調が続いておりますので、今後は予算を少しずつ上げていく予定です。
改善前の状況:1,500〜3,000円
弊社では、リスト獲得単価1,000円未満で取れている時期がありました。
単価2,000円、3,000円、あるいはそれ以上の金額でリスト獲得されている方も多いですよね。
そのため1,000円以下でも、世の中全体で見れば、十分に安い金額ではありました。
しかし、年々リスト獲得単価は上昇する傾向にあり、弊社でもその影響は受けておりました。
2023年に入ってからは、1件あたり1,500円〜3,000円ぐらいまで単価が上昇。
これでも利益は出ていましたが、どうしても利益額が減ってしまいます。
そこで、一度しっかりとリスト獲得単価を下げる対策をしようと考えました。
<リスト獲得単価を下げるためにしたこと>
- 新しい広告クリエイティブを作る
- これまでとは異なる広告オーディエンスにも広告配信をする
しかし、上記施策をしても、リスト獲得単価を下げることができませんでした。
そこで!
メタ社担当さんのアドバイスを受けることにしました。
そして新しい広告配信方法を試したところ、リスト獲得単価を大幅に下げることができたというわけです。
リスト単価700円台で獲得できている広告配信設定を公開
詳しい設定は、動画で解説しましたのでご確認ください。
リスト獲得単価を下げる設定のコツ
- コンバージョン目的のキャンペーンを1つに集約する
- キャンペーンに予算設定する(広告セットではない)
- 広告セットは、①カテゴリ ②ブロード ③類似の3種類
上記がポイントです。
参考までに広告セット①②③を用意する理由は、どのオーディエンスが低コストでリスト獲得できるかを見極めるためです。結果は、広告主によってだいぶ違うようです。
明らかにコスト高の広告セットがある場合は、オーディエンス拡大 or 変更が有効です。
弊社の場合は、現状は3つすべてで低コストで集客できていますので、現在は3つとも同時に稼働させています。
広告セット設定のコツ
①カテゴリ
「詳細ターゲット設定」の興味・関心を複数指定しています。
配信先は「日本」、「この地域に住んでいる人」を指定しています。
※広告配信エリアは、あなたのビジネスによって調整してください。
②ブロード
これはFacebookのAIにお任せで広告配信する方法です。
私の場合は、年齢も性別も指定なし。
既存リストには広告配信をしたくないので、除外リストを活用しています。
配信先は「日本」、「この地域に住んでいる人」を指定しています。
※広告配信エリアは、あなたのビジネスによって調整してください。
③類似オーディエンス
私の場合は、「購入者+ウェブセミナー参加者」の類似オーディエンス1%を作成して配信しています。
配信先は「日本」、「この地域に住んでいる人」を指定しています。
※広告配信エリアは、あなたのビジネスによって調整してください。
コンバージョン目的のキャンペーンを1つに集約する!
個人的に特に重要だと感じているのが、コンバージョン目的のキャンペーンを1つに集約することです。
私は以前まで、コンバージョンを目的としたキャンペーンを”複数同時”に走らせておりました。
しかし、同じキャンペーンが複数存在すると、メタ社AIの学習スピードが遅くなりますし、学習機会ロスも発生します。
また、入札においても不利な場面が発生する可能性もあるようです。
「目的が同じならキャンペーンは1つにすること」が大切です。
※弊社ではコンバージョン目的のキャンペーン以外に、Facebookページへの「いいね」を増やすための広告を配信しています。これは目的が違いますのでキャンペーンは別で存在させていて問題ありません。
リスト獲得単価が下がなくてお困りの方は、ぜひ上記の方法をお試しください。
メタ社のAIの力を高めて、低コスト集客を実現していきましょう!
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